だらだら大好きのブログ

バツイチアラフォー女の独り言

母と娘

母とお茶してきた。

仕事が休みの日は気まぐれに母にLINEしてお茶やご飯に誘う。

 

たまに母を呼び出して日々の愚痴を聞くことがメインである。

 

一時、出戻り娘としてお世話になっただけに、今も近くに住み、付かず離れずの関係を保っている。

 

よくもまぁそんなに愚痴が出てくるなと感心するほど母はノンストップで喋りまくる。私は半分スルーで「ふんふん、で? あぁ、そうなんだ…へぇー!それはダメよねぇ」と真剣に且つ適当に相槌をうつ。

 

同じ話がエンドレスになってきたところで少し沈黙になり、とりあえず店を変えてみたりする。

父の愚痴、嫁の愚痴、息子の愚痴…

これ、聞く相手が私じゃなかったら絶対私の愚痴も言ってるだろうなぁと思う。

 

でも、たまにのこの時間が今私に出来る一番の親孝行。

 

そう考えると娘っていいよな…自分には息子しかいないため、将来誰に愚痴を聞いてもらうんだろうとふと考えたのだった。

肌のツヤ

女の肌艶はホルモンの関係や仕事、プライベート、ストレスに敏感に反応する。

 

若い頃に肌トラブルがなかった人もアラサーにさしかかるとTゾーンが妙に油ギッシュになったり、逆に足は乾燥して粉がふいたりする。

これがアラフォーになると更に気になることだらけである。

 

私は今まで周りから「すごい肌綺麗!」と言われた時期が2回だけあった。それ以外は特に何も言われる事がないので、きっと肌の調子は一般的なのだと思う。

 

ある時期は妊娠中。初期ではなく中期ぐらいだったと記憶している。(なんせ遠い過去なので)妊娠も安定期になり内面的にも母になるのだという喜びと自信に満ち溢れていたのだろう。仕事をしていたため沢山のスタッフから同じ事を言われて、自分ではハァ…?と自覚ナシであった。確かに当時の写真を見ると艶々で輝いて見える。卵?みたいな。顔もパンパンだったけど。

 

そして再び言われたのは恋をしている時だった。自然に痩せていたようで、女友達から「最近痩せた?綺麗になったんじゃない?」と言われるようになった。化粧ノリも良く、それが嬉しくて色んな化粧品を試した時期でもあった。

離婚後久しぶりの恋だったため、ものすごく乙女だったと思う。

 

今はアラフォーなので女性ホルモンは下降線をたどっているが、再び綺麗と言われたい願望はある。毛穴ケアをしてみたり少し高いパックをしたりして加齢と戦っている。

 

でもやはり感じるのはストレスをためない生活なのかもしれない。なんならストレスしかないんじゃないの?と思う世の中なので難しいかもしれないが、上手く自己処理して適度なストレスレベルにまで持って行くことが出来たらいいのになぁと思う。

ワリカン男

男も女も35歳を過ぎて独身だと何かあると思え…なんて聞いたことがある。

 

たまたま独身なわけで、晩婚タイプなのかもしれないし歳だけで判断は絶対に出来ないと私は思う。

 

結婚を早まって離婚している私みたいな女もいるわけだし。

 

私が離婚後に2年程付き合っていた元彼は、出会った時は既に36歳だった。過去に何人か付き合った人はいたらしいが結婚話にまで発展しなかったそうだ。性格は温厚で話題も豊富な男だった。

 

元夫が面倒臭い性格であったため、温厚な人が一番と離婚後密かに思っていた私は彼に好意を持った。元々依存体質なので、これからは男の人には依存しない!っとムキになっていた頃だった。だからあまり深くは考えていなかった。その元彼はとてもお金に対してシビアだった。言い換えればケチ。

 

ご飯を食べに行っても、映画を観に行っても旅行へ行っても全てワリカンだった。当時私は事情により学生をしており、貯蓄で生活していた。そのためか常にワリカンのデートにだんだんと不満を覚えるようになり、彼と会っていても女友達といるような感覚になっていった。元彼は会社員であり綺麗なマンション住まいだった。次第に恋人感が薄れ、私はとうとう浮気をしてしまった。

 

経済観念の疎い男よりも堅実的で良いのかもしれないが、女としてもう少し夢を見させてほしかったと思う。自分の価値みたいなものを女は勝手に図ってしまうものだから。

 

性格も良くて見た目も悪くない現在39歳の男。彼はきっと今も独身だと思う。

 

崩壊したもの

家庭が崩壊し離婚を機に私自身の中で崩壊したものがある。

 

一つは物忘れをするようになったこと。

 

財布や携帯、重要書類など、私は今まで紛失した事がなかった。それが、やたらと探すようになってしまった。仕事場のスタッフからも「吹っ切れたねぇ!一皮剥けたんじゃない?」と、からかわれる程…

 

神経質に管理していたものが、別にどうってことないものへと変化した。

 

もう一つは男関係。

 

離婚してからモテるようになった。ワケが分からないぐらいにモテた。

だから、需要があるうちはお誘いに乗っかろうと決めた。

 

何処へ行った私の貞操観念…返ってこーい!と叫びたくなるぐらいに遊んだ時期もあった。

 

婚姻とゆう制約が崩壊したとたんに考え方まで変わってしまった。

 

恐るべし離婚。

離婚から5年

この夏で離婚して丸5年になる。

 

夫を捨て子供と二人で生きていこうと決めた独立記念日の存在も近年は忘れるほどになっていた。

 

それだけ当時の辛かった自分が立ち直っている証拠かもしれない。離婚という事実が遠い昔のことのように思えるのも、今新しい生き方をして充実した暮らしをしているから。

 

結婚前から婚姻中までのトータル12年間、元夫に執着していた自分が嘘のように離婚してからは全く思い出すことがない。

きっと家族や友達も驚いていたに違いない。あれほど大好きだったのに。

 

昔は普通の働く主婦だった。盆や正月はお互いの実家へ帰省して親に孫の顔を見せるのが親孝行だと思っていた。家族旅行にもよく行った。自分と元夫が共に作り上げた家族とゆう温もりに幸せを感じていたしずっと続くと思っていた。

 

ごくごく普通の家庭だったし、普通の幸せを噛み締めていたのに、いつからか歯車が合わなくなってきた。私も元夫も無理をしていた。

 

最後は逃げる事でしか離れる事ができなかった。元夫には散々辛い目にあわされたけど、子供と私がある日突然消えた喪失感ほど辛いものはない。報復だったけれど、心の中でいつも「ごめんね」と謝っていた。

 

離婚から5年経っても私は独り身だ。彼氏は何人かいたが、何故かいつも自分から去る癖がついてしまった。

 

独りが合っているのかもしれない。日曜日の夕方に一人でファミレスへ行き、小さな子供連れの家族のテーブルの隣になっても、結婚していた頃の温もりに帰りたいとは思わないから。

 

これから離婚を考えている人、子供がいるから離婚できないと思っている人。沢山いると思う。大切な人がいるからこそ強くなれることを信じて行動してほしい。それは夫婦関係の修復でも離婚でも同じ。

 

私はただ、笑って暮らしたいだけだった。