恋愛でのトラウマ
いくつか恋愛してきた中で私にとっての過去のトラウマは、ずばり音信不通。
これをされたことがある人はきっとその後の恋愛も何かしら引きずるものがあると思う。
どんなに素敵な恋愛だったとしても、音信不通にされて終わった恋愛はトラウマになる。
次の恋愛がスタートするまでは突然消えた相手からの連絡を密かに待っている状態。返事が無いのが答えだと自分に言い聞かせても、やっぱりどこかで期待してしまう。
一人で考え過ぎて頭がおかしくなりそうなくらい相手の立場になって考えてみたり。結果自分が傷つかないように解釈する。
楽しい恋愛をしている頃からきっと無理をしていたんだ…それを私に言えなかったんだ…そう勝手に思い込む。
音信不通から3ヶ月が経過しても絶望から這い上がれず、新しい恋もする気にならない。思い出しては泣いて、写真を見ては泣いて、思い出の曲を聴いては一人泣く。
何故こんな辛い思いをしなくてはいけないのか。昨日まで毎日電話をくれていたのに、どうして?と、また答えを探して一人迷宮入りする。
職場も家も分かっているけど、追いかけたり問い詰めたりはしない。せめてもの強がり。
心の傷が消えるまで、じっと、じっと待つだけ。時間と共に傷は確実に薄くなっていく。
新しい恋が始まっても又音信不通にされるかもしれないとビクビクするが、どこか冷めたような考えも持ってしまう。
好きな人と会えない期間が長くなると、つい相手に「もしかしたらもう二度と会えなくなるかもしれないでしょう?」と言ってしまう。
完全にトラウマになっている。
一期一会を大事にしたい。だから音信不通にした彼のことも忘れない。愛した人だから。
きっと私から離れた後、可愛い子と出会っているだろうし、もしかしたら結婚しているかもしれない。
私の隣にはいないけれど、何処かで立派ないい男になっていてほしいと思う。