だらだら大好きのブログ

バツイチアラフォー女の独り言

頼れない性格

病気をした時、通院の付き添いと診察に姉が同席してくれた。普段は一人で通院していたが、今回は少し回復が長引いてしまい母や姉に心配をかけていた。

 

この歳になると、結婚していたら夫が付き添うのかもしれない。しかし私には夫がいない。私の中ではそれは当然の事で、自分の身に何が起ころうとも自分で解決していくしかないのだと決めていた。

 

母や姉からすると全て一人で淡々とこなす私の姿が不憫に映ったのだろう。弱った時ぐらい誰かに頼ればいいのにと思ったに違いない。

 

主治医の病状説明の帰りに姉から、

「頼ってくれて嬉しかった。○○ちゃんは昔から誰にも頼ることしないから。」

と言われた。

 

私は、遠いところからわざわざ電車を乗り継いで仕事の休日を使って病院へ来てくれた姉の事が申し訳なくて、なんだかお腹の中がムズムズしていた。でも、頼ってくれて嬉しいと言われて、「あぁ、頼ってもいいんだぁ」「弱いところを見せてもいいんだぁ」と思えるようになった。

 

いい歳して周りに心配をかけている自分が情けなくて、やるせない思いをぶつける場所もなく、なるべく普段通りで人と接するようにしてきたが、頑張らなくてもいい時だってあることを知った。

 

これからもっと歳を重ねるにつれて、一人で出来る事に少しずつ限界がやってくるのだろ。誰かに上手く頼ることも生き抜く力として身につけなくてはいけない。今よりほんの少しでも自分に甘くズルく生きていけたらなぁと思う。